2007-12-06

研究会結果報告

発表内容は主に

・システムの目的、概要
・電話の自動発信の概要
・最終アンケート結果

などを報告。

研究内容が知りたい人はコメくださいな。


質疑応答では時間一杯まで質問や意見が交わされ、とてもいい内容であった。

発表は共同研究をしている院生。過去にないくらいとてもいい発表でした。(先生絶賛)

以下は質疑応答の内容です。


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Q.『結果が一覧表で一目で把握できるのは管理しやすくて良いと思います。ですが、電話に出られなかったときの対応はどうしているのですか?』

A.「何回か無回答が続けば医師や看護師が判断して対応するなど色々方法はある。」


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Q.『高齢者には1,2,3とかの番号を押すのは難しい。番号を押し間違える間違える人がどれくらいいたのか?』

A.「(2,3を押してしまうボタン間違いが1回だけあったのはスライドで報告済み)。もし1,2,3以外のボタンを押してもIVRフローにてボタンが違うことを伝え、もう一度説明するように設定してあります。」


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Q.『煩雑でついていけないという人の理由はどんなものだったか?』

A.「詳細な理由は聞いていません。予想ですが、トーン信号しか使えないシステムなのでダイヤル信号の方には*を押してからボタンを押すように途中から指示したためかと思われます。」


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意見『1,2,3の中で、1のボタンなどは比較的押してしまいやすいボタンだと思う。(ボタンが隣り合っていて)ミスを防ぐために、1を要連絡にするなど工夫してみてはどうか?』


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Q.『実際にながれている音声で、「受話器の1番…」とありましたがなんとなくわかるのですが間違っているのでは?』

A.『実際に録音する音声については診療所側に任せている。』


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意見『今後ボタン信号だけでなく音声認識なども取り入れて応答を認識してもいいと思う。また、労力が効率化されているかが評価の方法になるのではないか。』



発表後の質問もありました↓

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Q.『システムが停止してしまったときなどのバックアップ(RAID的なもの)はとっているのか?』

A.「現在は実験のためにとにかく動くものを作ったので、そこまでの準備はしていません。今後本格的に運用する場合は必要になると思います。」



特に労力の効率化についての評価をきちんとするべきだと気づかされました。

他にはインタフェースをもっと工夫するべきところなど、もっと追求するべきところはいっぱいあるはず。
いい質疑応答ができた。

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